マンション管理士とよく対比される管理業務主任者資格を登録するには2年以上の実務経験か、必ず実務講習を受講しなければなりません。
実務講習を受講するための費用は21000円です。
講習は2日間にわけて行われ、のべ10時間にわたって緻密に講義のプログラムが組まれています。
講習を受けるだけではなく、最後には修了試験がおこなわれます。
この試験の合格点に満たないと、また次の年に受講し試験を受けなおさなければなりません。
なかなかに厳しい設定といえます。
一方、マンション管理士の場合はかなり違っています。
資格試験に合格すると、すぐに(財)マンション管理センターに登録することができます。
そこではじめて「マンション管理士」として公的に証明を得られるのです。
マンション管理士の登録は、必要な書類を郵送するだけで済みます。
実務経験や実務講習を受ける必要はありません。
ただし、いったんマンション管理士として登録すると「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」(平成12年法律第149号)第41条に基づいて、(財)マンション管理センターが実施している法定講習を受けなければなりません。
マンション管理士として必須であるその講習は5年ごとにあり、期間は1日で、およそ6時間の間に4つほどのテーマに沿って講義がなされます。
費用は16000円です。
講義では、マンションの管理に関する法令や実務に関すること、また最近の紛争事例などをもとにマンション管理組合の運営を円滑にするための方法を学びます。
マンションの建物や附属施設の構造と設備の概要を頭にたたきこみ、長期修繕計画の作成方法から大規模な修繕計画の実施するときの概要まで、解説を受けます。
マンション管理士としてマンションの管理の適正化をすすめるための法律のひもときかたや最近の改正内容等の解説など、多岐にわたるものです。
なお、講義を聴くだけで試験はありません。